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入社1年目の新卒が、バックパッカーの集まる謎のマーケ会社「シンクロ」を分析したら

はじめまして。2022年5月にシンクロに新しく仲間入りした萩原と申します。3月に大学を卒業後、縁あってシンクロに入社しました。

今回は、そんな私が大学同期など友人にどう説明しても理解されない、バックパッカーの集まる“謎のデジタルマーケティング会社”シンクロについて書いていきたいと思います。

シンクロに辿り着くまで

まずは自己紹介として、私がシンクロ入社に辿り着くまでの出来事を時系列で並べてみます。

誕生~小学校時代

1997年 名古屋に生まれる。
2002年 幼稚園の時に日韓ワールドカップを見てその躍動感に衝撃を受け、サッカーを始める。
2003年 小学校から下校した瞬間サッカーボールと引き換えにランドセルを玄関へ放り投げ、
近くの公園へ出かけて友達とひたすらサッカーする生活を6年間送る。
2008年 全日本少年サッカー大会にて全国優勝。ベンチメンバーだったが偶然決勝戦に出場し、
テレビで解説の北沢豪さんに「萩原選手、素晴らしい守備です!」と褒められて調子に乗る
サッカー漬けだった小学校時代

中学~高校時代

2009年 実力不足で所属サッカーチームの中学生チームに上がれずに挫折を味わう。
父親から「中学と高校で精一杯サッカーしたいなら、今のうちに中学受験しとけ」と言われ、
3ヶ月間毎日15時間勉強して中高一貫校へ入学。
2010年 度重なる怪我でサッカーの練習に行けない間、日本歴史や伝統文化、盆栽にハマる。
「戦国武将」・「城」・「盆栽」のオタクになり、各地の古戦場や城を訪れたり、盆栽屋さんに通う生活を送る。
2014年 「高校ではサッカーで全国大会に出たい!」と思い改め、中高一貫校を自主退学し、サッカー強豪の進学校へ入学
自由過ぎる校風の中学から受験勉強ガチガチの高校へ移ったギャップから、問題を起こして部活停止処分となり、
坊主にしたりしつつもなんとか切り抜ける。
2016年 高校3年時に副主将を務め、県大会優勝などを経験。
サッカーに集中し受験勉強をあまりしていなかったので、あえなく浪人。
高校時代

大学~プロサッカー選手時代

2017年 漠然と「海外」「英語」「リベラルアーツ」に興味があり、ICU(国際基督教大学)に入学。
面白いサッカーチームがあると聞きつけ、創設初期の鎌倉インテルに入団。
2018年 夏休みを利用してアジアとヨーロッパを中心にバックパッカーで15カ国ほど回る
ドイツでプロサッカー選手をしている友人に会いに行ったら刺激を受け、
自分ももう一度サッカーで勝負をしようと決意
アジアとヨーロッパ15カ国をバックパッカー旅
2019年 大学を休学して単身渡豪し、代理人をつけずに自ら交渉して現地のサッカークラブと契約し、
オーストラリアでプロサッカー選手として活動
2020年 所属クラブから突然不当解雇されたりコロナ禍でリーグ戦中止の影響もあり、悩みつつも帰国してサッカーから引退。

*解雇について、詳しくは少しバズったこちらの記事をご覧ください。
一夜にして全てを失った1人のサッカー選手の話

オーストラリアでのサッカー選手時代

帰国後~大学卒業

2021年 渡豪前から興味のあったシンクロでインターンをしながら、日本各地のものづくりの職人さんを訪ねて回り、
SNSやEC支援事業、自社ECや自社ブランドを立ち上げる。
2022年 大学卒業後、自身の事業以外にも経験を積みたいと思い、
シンクロの先輩たちに相談しながらおいしいご飯屋さんに連れていってもらううちに、いつのまにか入社が決まる。
和蝋燭の職人さんと

シンクロに入って感じたこと

現在私は、支援先企業のマーケティング戦略立案から実行まで一貫の業務のサポートをしています。

外部コンサルとも違い、代表の西井はじめシンクロメンバーが「CMO」や「PM」のような立ち位置で、上流の戦略立案から、下流の各施策の実行やユーザーとの関わりまで網羅的にマーケティング支援しています。
私自身は、議事録・資料の作成、データ分析、日程調整などを担当しながら、マーケティングのプロの仕事を間近で見て、日々学んでいます。

初めて入社する会社がシンクロである私から見て、シンクロという会社はこれまで想像していた会社員像と180度かけ離れているものでした。

シンクロに入って感じたことを3つにまとめて書いていきたいと思います。

(1)圧倒的な旅量と圧倒的な仕事量

入社前から、めちゃくちゃ旅する会社だよという噂は聞いていたのですが、「普通に会社員しながらそんなに旅なんかできないだろ」と正直思っておりました。
しかし、実際の旅量は想像の倍以上でした。

ワーケーションや合宿、旅も頻繁に開催され、何より皆さん元から旅好きで(もし旅好き以外が入ってきても、半強制的に旅好きになります)、旅ノルマという名の旅補助が出るので、社員一緒にでも1人でも家族とでも、自主的にひたすら旅をしています。
特に代表西井のカレンダーを見てみると、もはや狂気の沙汰のスケジュールで日本国内も海外も旅しています。

【西井の実際のスケジュール】
10月・11月、海外はシンガポール、カンボジア、ミャンマー、カタールへ。国内は福岡、徳島、長野、鹿児島(離島)、熊本、奈良へと飛び回っていました。

10月のスケジュール
11月のスケジュール

では、仕事面はどうなんでしょうか?「そんなに旅していて本当に仕事できるの?」と思われる方も多いと思います。でも実際に入ってみると、とにかく全員めちゃくちゃ仕事をしていました。

リアルに働いている様子を見て気づいたのは、旅の時間を確保するために様々な工夫をしているということです。
移動時間など隙間時間を見つけては集中して仕事したり、夕方から予定があるときは朝早起きして仕事を終わらせたり、また生産性や効率を考えて動いていたりしています。

本当に、「本気で旅して、本気で働く」凄くカッコ良い会社です。
自分も早く一人前にならないとなと日々痛感しております。

喜界島にて、車の中からMTGに参加

(2)自立と自律

次に感じたのは、全員が「自立」&「自律」しているということです。

まずは「自立」について。
私以外のメンバーは、前職で結果を残している中でシンクロを選んで転職してきた人しかおらず、シンクロでなくても仕事ができる自立した人たちが、あえてシンクロに集まって楽しく真剣に仕事をしている、そんな印象です。

また「自律」という観点では、上司も部下も存在しない(私は限りなく部下に近い立場ですが)会社の中で、全員が自律して自主的に働いていると感じました。

実際に私も入社初日に「誰も仕事を強制的に与えてくれないから、自分から仕事を取りにいかないとダメだよ」とアドバイスを受けて、実際にその通りでした。

仕事も旅も自分がやりたいから人に言われなくてもやる、そんな会社です。

(3)beingとdoingが高次元に紐づいた会社

シンクロは、デジタルマーケティングの領域で高度な専門知識とスキルを持つ人たちが集まり、旅するバックパッカーとしての”being”(在り方・どう在るか)と、デジタルマーケティングで課題解決を行う”doing”(やり方・どうやるか)を高次元に両立している会社だと思います。

基本的に、自分達の強みであるマーケティングとテクノロジーの領域で大小様々な課題解決を行うのですが、その課題解決の”やり方”とバックパッカーという”在り方”が高度に紐づいています。

例えば、旅の中で出会う地域(特に離島)の課題を解決する事業を行ったり、旅と仕事を両立するライフスタイルをつくる旅のブランド「HOLICC」を立ち上げたり。

かと思えば、旅する中で出会う国内外の多様な人々の考え方、価値観、ライフスタイルの違いをリアルに体感し、そこで得た気づきを日々のマーケティング実務に活かしたり。

大小様々な企業のデジタルマーケティング支援をする中で培った経験と知識を元に、旅先で出会う地方や企業の課題を解決しつつ、逆に旅に出て現場を知り、多様な人々と出会わないと分からない経験や知識、感覚をマーケティングに活かす、そんな本質的なことをしている会社だと感じています。

隠岐にて(写真は武と原)

(4)フッ軽の集まり

ここまで色々カッコ良いことを言いましたが、社員全員がただのフッ軽です(笑)
大学のサークルによくいる、呼ばれたらいつどこにでも来る奴なんかより全然フッ軽です。
「いついつにどこどこ集合ね」と決まったら、集合場所が国内外どこであろうと、各々の住む場所から自然と集まってきます。

基本リモートワークなので、数週間〜数ヶ月ぶりにリアルで再会し、仕事をしつつも一通り飲んだり騒いだりしながら近況を報告してさらに仲を深め、解散したらまた勝手に自分の家に帰ったり旅したりしながら仕事をする、そんな感じのフッ軽バックパッカー集団です。

ワールドカップ観戦のためカタールに集まったメンバーたち

これから挑戦したいこと

最後に、私個人がシンクロを通して成し遂げたいこと、そして長期的にどんなことをやりたいかを書こうと思います。

これまでの原体験から「サッカー」と「伝統文化・観光領域」の2つの軸がある中で、長期的にはその2つの事業領域と、職能としてのマーケティングを掛け合わせたプロフェッショナルになりたいなと漠然と考えています。

特に、海外サッカーや日本の伝統文化のグローバル展開にも興味があるので、世界中でプロジェクトを担当しながら旅するように仕事をする生活が私の持っている高い理想像です。

そのため、シンクロでも文化・観光領域での事業に関わったり、将来的には自分自身で新事業の立ち上げをやってみたいなと思っています。

また、20代後半から30代前半のどこかでイギリス・ロンドンの美術大学院へ行って、マーケティングと紐づいたアートやデザインなどを学び、自分の専門性を高めていけたらなとも考えています。

あとは何より、人生どこかのタイミングで世界一周をするつもりです。
ワーケーションや社員合宿に行く度に、自分が行ったことのない国の魅力を永遠と語られる”旅ハラスメント”を受けているので、もはや行かずにはいられないというのが本音ですが(笑)

 

長くなりましたが、自己紹介を兼ねて、私から見たシンクロを分析してみました。“謎のデジタルマーケティング会社”シンクロの魅力が伝わるとうれしいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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