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「オン」と「オフ」のメリハリがチームを作る!完全リモートでもワークするシンクロのチーム作り

社員の半分が世界一周経験者で、旅好きが集まる会社、シンクロ。
オフィスを持たず、ふだんはそれぞれ自由な場所で仕事をしていますが、数か月ごとにみんなで集まる機会として「旅」に出ています。
このコラムでは、今年行った旅を振り返りながら、シンクロ流ワーケーションを紹介します。

山梨でのワーケーション(10月)

秋らしい気候になった10月、山梨勝沼の古民家「るうふ蔦の家」で実施。平日の4泊5日の間で各々都合のつくタイミングで参加しました。

<山梨スケジュール>

初日 車または電車で山梨にまずは3人集合。ワイナリーで山梨ワインを試飲後、ほうとうを食べて宿へ。
各自仕事を片付けたあと、そのまま宿で飲み会。
2日目 メンバーが増え8人に。
夜からソムリエさんが宿に来て、山梨ワインの試飲体験会を実施。甲府B級グルメ「とりもつ」とのペアリングも。
その後、希望者のみ麻雀へ。その他のメンバーは宿で飲み会。
古民家の趣ある縁側
山梨ワインの試飲体験会
3日目 夜、シンクロにゆかりのある起業家さんたちも参加する懇親会を甲府で開催。二次会は甲府スナックめぐり。
宿に戻ってまた飲み会。
4日目 何人か先に帰宅。最終日の夕食のあとは宿での飲み会(毎日…笑)
5日目 チェックアウト・解散

朝は、ランニングや散歩に出かけたり、軽く筋トレをしたりと各自のルーティンでスタート。
9時頃にはみなパソコンを広げて、古民家の中の好きな場所で仕事を始めます。
それぞれ担当する業務が異なるので、同じ場所にいながら、いくつものWEBミーティングが並行して行われていました。

一方で、声をかけ合えばすぐに対面の打合せもできるので、オフィスを持たない私たちにとって、同じ場所にメンバーが集まることの便利さも感じました。
連日、夜の予定が入っていたため、時間までに仕事を終わらせようと、特に午後は集中力をあげてスパートをかけていました(笑)

各々、好きな場所で仕事をするメンバーたち

参加したメンバーがたまたま全員お酒を飲むこともあり、山梨でのワーケーションは特にお酒を楽しむ(お酒に飲まれる・・・?)会になりました。

私(植嶋・広報担当)はフィリピン在住なので、みんなと一緒に過ごすのは本当に久しぶりだったのですが、家族や長年の友達といるような感覚で、気を遣わずに楽しく過ごしました。
夜の飲み会ではまるで学生時代のようにくだらない話で盛り上がり、ずっと笑っていた気がします。

千葉合宿(8月)

8月は、千葉の「古民家宿 るうふ清之家」で合宿を行いました。
合宿は四半期に一度行っており、各事業の戦略発表や会社PL・キャッシュフローの共有、会社をもっとよくするためのアイデア出しなど、2日間にわたって充実のアジェンダをこなしました。

こちらも立派な古民家!
宿併設のサウナ

シンクロがよくお世話になっているこの「古民家宿るうふ」は、築100年の古民家を地域の風土や建物の特色を活かしながら改修した一棟貸しの宿。
取締役副社長の丸谷さんより、古民家宿の事業についてお話しいただく時間もありました。

シンクロでは観光事業・地域活性事業を始めて、るうふさんとの協業・事業提携も行っています。

合宿最終日は海釣りをして解散。合宿とはいえ、最後にしっかり遊びの予定を入れるのがシンクロ流。

るうふ丸谷さんとのミーティング(炉端焼きを囲んで…笑)

丹波篠山でのワーケーション(7月)

7月には、6人が集合して、兵庫県丹波篠山市にある、NIPPONIA後川(しつかわ)「天空農園」の自然豊かな宿でワーケーションを実施。

後日、原が家族を連れて再訪するほど宿の居心地がよく、最高の体験になったようです。

山の景色が美しい!

美瑛の社員旅行(1月)

2022年が明けてすぐの1月初旬、2泊3日で北海道へみんなで旅行に行きました。
美瑛でスノーシュー体験をしたあと、サウナの北の聖地ともいわれる「白銀荘」で、雪の中露天風呂とサウナを満喫。
また、新しく入ったメンバーも多かったので、それぞれスライドを用意して自己紹介も行いました。

美瑛でのスノーシュー体験

なお、このときのスノーシューの様子は、「Business Insider」の代表西井のインタビュー記事にも載っています。
「トップマーケター・西井敏恭氏が旅をしながら仕事をする理由」

メンバーにとってのワーケーションとは?

シンクロ旅・ワーケーションに参加して、各メンバーがどう思っているのか、感想とコメントを紹介します。

松谷
長時間一緒に過ごすことで仕事に限らずお互いの知らない一面が見れるので、人間として好きになれて、今後のコミュニケーションもよりスムーズになりそうと思いました。
オフラインで仲良くなる時間は、オンラインでのコミュニケーションの土台を作るような時間なのかもしれないですね。

久保
・わざわざMTGで話すコトでもないけど、一緒に入ってるPJTのちょっとした話とか、他の人が今やってる仕事で考えてるコトとかを雑談ベースでライトな感じで話せるのは新しい気付きにもなるし、そういう風に考えるんだなって思考の理解にも繋がるので、日々リモートでの関わりも、よりスムーズになりそう。
・生活のペース、というか動きのようなものは仕事のスタイルにもリンクする部分があって一緒に仕事を進める上での参考にもなる。
・みんな仕事が出来る人が集まってるので、出来る人達が酒でどんどん崩れていく様が面白い(笑)
・同世代が多いので、カラオケの盛り上がりが異常(笑)
・4日とか1週間とか一緒にいても全然疲れないし気も遣わないし、なんならもうそんな経ったっけ?っていう感じなので、ホントにカルチャーフィットした人達の集まりなんだな、っていう再確認が出来た。


・前提が各人が別々の仕事をしているため、関係性が希薄になる側面があるが、衣食住を共にすることで、その人が持つ価値観の多面的かつ深い所を知れる。
単に仕事を共にする同僚だけでなく、価値観の尊重や触発に繋がる気がする。
・地場スナックでの一体感を醸成するカラオケは外せない。

齊藤
仕事をして、ご飯を食べて、お酒を飲んで、寝る。この普段からやっていることを一つ屋根の下でやることで、家族のような感覚が湧いてくるのがチームワーケーションの良さだなと思いました。
それから宿で飲む場合は帰宅の必要がないし、外で飲むにしてもみんなで帰る安心感があるので、普段外で飲むときよりもみんな飲み過ぎて素が見えやすくなるというのもある気がします。それがまた翌日からのチームとしての安心感を生んでいる気がします。
それにしても久しぶりに人をかつぎました(笑)


・普段はオンラインのみ、しかも短時間だけのコミュニケーションなので、より各人を知ることのできる機会。
・自然が豊かな場所に滞在すると、何気ない非日常(星がきれいとか風が気持ちいいとか郷土料理が美味しい)が感じられ、やっぱり旅はいいと思った。
・皆さんの考えや意見、アドバイスなどを雑談ベースで聞くことができる時間が嬉しい
・地域のスナックめぐりはシンクロのスタンダードになっているが、地元の皆様と交流できる有意義な時間で、みんなにオススメしたい。
・個性豊かなメンバーで一見合わなそうだけど、気を使わず楽しい時間が過ごせる。

岡田
・ワーケーション中は誰に言われることもなく仕事モード、食事モード、遊びモード、飲み会モードの切り替えがそれぞれ自律的に行われていて、普段のフルリモートの環境とはまた違ったシンクロらしさ、バックパッカーらしさを感じることができる。
・何気ない雑談から知ることや学ぶことも多く、仕事以外のプライベートな話も共通点がありつつ、それぞれ個性を突き詰めている点が良い意味で日本の会社っぽくない。
・一般的なワーケーションというと普段オフィスで働いている人が開放感を求めて各々でおこなっているイメージだが、シンクロの場合は逆にフルリモートからワーケーションで全員が集合し、旅先で新しい発見をするようにメンバーの新しい一面を発見できるので、旅人スタイルにリンクした働き方なのかもしれないと改めて感じた。
・地域を知るイベントは重要だが、次は記憶をなくさないように頑張りたい。

中杉
・8月に初めて合宿参加しましたが、夢見心地気分だった、というのが一番の感想です。大物ゲストとのリモートMTG、朝5時の釣り体験、囲炉裏ごはんなど非日常な時間でした。
・”家族のような一体感”に憧れて入社しましたが、参加してみて、合宿やワーケーションでの濃い時間から一体感が生まれるんだなと実感しました

萩原
・基本リモートワークで働いている中、リアルで集まってみんな一つ屋根の下で働くことで、普段できない話が出来たり、色々な一面を知れたり出来て最高でした。
・普段あまり仕事で接点のない人たちとも仕事の話が出来て、改めてそれぞれの人たちがしている仕事のことなどが聞けてよかった。
・ただただワーケーションとして適当に観光しながら仕事をするのではなく、地元の宿に泊まって地元のお店で地元の人と地元の話をしながら地元のご飯を食べるのは、本当に貴重で求めていた体験でした。

おわりに

このコラムでは特に人数が多く集まった旅を中心に紹介しましたが、これ以外にも京都、対馬、小豆島、隠岐、熱海、鹿児島(喜界島・奄美大島)、ニューヨークなどいろいろなところへ行きました。

オフラインで一緒に過ごす時間によって、完全リモートで仕事をする上でのベースの信頼関係を築けているのだと思います。

それぞれ別の場所で自由に過ごす時間と、たまに一緒に過ごす時間。
このメリハリがシンクロのチームワークを作っているのだと特に実感できた1年でした。

来年も、各自でもみんなでも、いろいろなところへ旅に出たいと思います。
また今後「親子ワーケーション」など家族も一緒に楽しめる旅も企画予定。その様子はまたコラム等でお伝えします!

シンクロ発「旅して働く」生き方をするためのアイテムブランド「HOLICC」も、こんな旅の中から生まれてきています。
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