前回、元サッカー日本代表の橋本英郎さんがミャンマーにある子ども養育施設「Dream Train」で開催したサッカーイベントの様子をレポートしました。
*元日本代表・橋本英郎がミャンマーへ!子どもたちの目を輝かせた「夢のサッカー教室」レポート
そのイベントの興奮さめやらないうちに、今度は子どもたちがヤンゴンで開催された女子サッカーの試合を観戦する機会がありました。
コラム
前回、元サッカー日本代表の橋本英郎さんがミャンマーにある子ども養育施設「Dream Train」で開催したサッカーイベントの様子をレポートしました。
*元日本代表・橋本英郎がミャンマーへ!子どもたちの目を輝かせた「夢のサッカー教室」レポート
そのイベントの興奮さめやらないうちに、今度は子どもたちがヤンゴンで開催された女子サッカーの試合を観戦する機会がありました。
11月上旬、アジアサッカー女子チャンピオンズリーグの予選がヤンゴンで開催され、Dream Trainの子どもたちが二週にわたって試合を観戦しました。
11月9日(日):日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs. ネゴヒャン蹴球団(北朝鮮)
11月15日(土):日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs. 水原FC(韓国)
子どもたちは、手作りのベレーザ旗や手書きの横断幕を掲げて、覚えたての日本語で「がんばれ!がんばれ!」と大声で応援。



初戦は、日テレ・東京ヴェルディベレーザが 4-0で勝利を決めました。
女性が活躍するスポーツの現場を間近で見ることが少ないミャンマーの子どもたちにとって、スタジアムで女性のプロ選手たちが繰り広げる試合を観戦するということは、視野を広げ希望に繋がる大切な機会となったようです。
この試合では、橋本英郎さんからチームに連絡を取っていただき、子どもたちがスタジアムで観戦し、応援していることを伝えていただきました。
そのおかげで、東京ヴェルディベレーザの選手の皆さんもDream Trainの子どもたちの応援に気づいてくれていて、試合後にはチーム帯同スタッフの方から以下のようなコメントをいただきました。
「素敵な応援を本当にありがとうございました。
選手たちも『自分たちの名前まで呼んでもらい、ピッチでもはっきり聞こえてとても嬉しかった!』と、言っておりました。
厳しい初戦に本当に力を貰いました!」
子どもたちの声援がピッチで戦う選手にも届いたこの試合の様子は、サッカー専門ネットメディア「Football Channel」に載り、その記事がYahooニュースにも掲載されました。
「現地の声援が後押し! 日テレ・東京ヴェルディベレーザをミャンマーの児童養育施設の子どもが応援! 初戦で北朝鮮クラブに勝利」
(Yahooニュース)
(Football Channel掲載記事)

日テレ・東京ヴェルディベレーザのインスタグラムでも、Dream Trainの子どもたちとの写真が投稿されています。
自分たちが送った声援が、ピッチで戦うプロ選手たちの力になったこと。
この経験は子どもたちにとって、大きな自信と喜びになったのではないでしょうか。
スポーツを通じて視野が広がり、新しい夢や未来を考えるきっかけになれば、ジャパンハートと協働している私たちにとっても、とてもうれしいことです。
これからも子どもたちが大きな夢を描けるような機会を共に作っていきたいと思います。
2010年ヤンゴンに開設した、HIV孤児や貧困家庭の子どもたちの生活と教育、就労をサポートする子ども養育施設。夢を追う子どもたちの経済的自立までの長期間を日本の里親様と共に応援しています。
*Dream Trainへのご支援について
https://www.japanheart.org/lp/dreamtrain/
*Dream Trainのインスタグラム
https://www.instagram.com/dreamtrain_yangon/
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