Column

コラム

Top/Column/子連れでインド旅!シンクロ社員旅行でカオスのバラナシへ

子連れでインド旅!シンクロ社員旅行でカオスのバラナシへ

オフィスを持たず、ふだんは皆リモートワークをしているシンクロ。
定期的に行う合宿やワーケーション、飲み会などで集まることも多いのですが、家族を連れた社員旅行も毎年のように行っています。

2024年の年末の社員旅行の企画を進めるなかで、
・日本から直行便で行けて
・シンクロらしい旅ができて
・ふだんの家族旅行ではあまり行かない場所

・・・という条件で、最終的にインドに決定しました。

なお、代表の西井はこれまで通算5回以上インドに行っていますが、西井が勧めたのではなく、メンバー同士のMTGでインドに決定。
しかも、首都のデリーに集合してから寝台列車で10時間以上かけて移動し、ガンジス川のあるバラナシに行くという、ふつうは子ども連れでは行かないような旅程です。

シンクロメンバーは約10人、そこにパートナーと小学生・未就学児の子どもを連れて、総勢18人でのインド旅が始まりました。

*記事の最後に、家族を連れてインドに行くことを決めたメンバーのコメントも載せています。写真も満載ですので、ぜひ最後までお読みください。

タージマハル観光と寝台列車

タージマハル観光へ行く組は、早朝駅へ向かいます。
デリーからタージマハルのあるアーグラ駅まで約3時間の道のりです。

ボロボロの電車が到着。
中の座席は意外にも快適。そしてほぼ時間通りに到着しました。

タージマハル到着!
建物の美しさと壮大さに圧倒されます。

タージマハルはインド人にとっても人気の観光地で、たくさんの観光客が集まっていました。

町中には牛が歩いていました。子どもたちも最初はびっくり。

夕方の電車でまたデリーに戻り、そのまま急いで寝台列車に乗車。
デリーからバラナシまで約11時間の列車の旅の始まりです。

一等車両または二等車両を事前に予約していたものの、インドの寝台列車ということで、行く前にはだいぶ不安がありました。
ですが、シーツと毛布を敷いて横になることができ、しっかり寝ることができました。

なお、この列車の予約と、事前のビザ申請が本当に大変で、これだけで記事が1本書けそうなくらいですが、ここでは割愛します・・・。
(みんなの分の列車のチケットをがんばって予約してくれた萩原&武に感謝!)

早朝、バラナシ駅に到着!
長時間の移動でしたが、子どもたちもみな無事に到着することができました。

まさにカオス!のバラナシ旅

バラナシの駅から宿に向かおうとするも、車の多さとクラクション音の激しさに、さっそく“カオス”を感じました。

車を降りて、細い路地を川の方に向かって進みます。

そして広がるガンジス川の景色。

宿に到着。
屋上のテラスから川が見えて、最高の景色でした。

ちなみにこの宿では、西井の部屋でお湯が出なかったり、最後までwifiが使えなかったりといろいろありました・・・。

が、宿の人が親切だったのと、なんといってもガンジス川をすぐ下に臨む立地と屋上のテラスが快適で、みんなで泊まれてよかったと思います。

バラナシにはゆっくり3泊して、ガート(沐浴場)を散策したり、買い物やマッサージをしたりと、バラナシ滞在を楽しみました。

それにしても、圧倒されたのはインドの交通状況。

交差点では、車とリキシャ、バイク、人、ときに牛・犬が一斉に動き出し、その群衆に車がスタックすることもしばしば。
こうなると1ミリも前に進めません。

私たちもUber(配車アプリ)を使って車を呼ぼうとしたのですが、ピックアップ場所まで車が到達できずにキャンセルされたことが何度もありました。

なんとかリキシャを捕まえて、仏教寺院の観光に行くことができましたが、車間距離ギリギリの走行や、四方から鳴り響くクラクション音に、終始ハラハラしました。

それでも、みんなでリキシャに乗って移動した時間は楽しかったです。

ガンジス川はヒンドゥー教の聖地であり、生と死、老と若、清潔と不浄など、人々の生活のすべてが不思議と共存しているような場所。

予定通りに進まないことや、インド人との感覚の違いに戸惑うこともありましたが、ガンジス川の流れを見ていると、不思議といろいろなことを受け入れられるような気もしました。

この場所で、メンバーと家族のみなさんと一緒に過ごした日々に大きな意味があったと思います。

またみんなでいろいろな場所へ行き、たくさんのことを感じられるように、今年一年もがんばろう。
そう思えた旅でした。

最後に、家族を連れてインドに行くという決断をしたメンバーのコメントです。

親子インド旅について

■原
原家は、どこでも舐めまわす1歳児を連れてのインド旅ということで、一抹の不安があり、事前に厚労省のホームページ等を見ながら、リスクの高そうなA型肝炎と腸チフスのワクチンを家族全員で接種して臨みました。
結局一番役に立ったのは、携帯用の湯沸し器と、お湯で作れる携帯おにぎりでした。お陰で家族全員お腹も壊さず、最高に楽しい異文化体験となりました。

■久保
飛行機に乗る度にテロを懸念する極度の心配性の息子も最初は街中を歩くことすら不安がっていましたが、旅慣れたシンクロメンバーと一緒ということが安心感に繋がったのか「バラナシの散歩が楽しい」と言って満喫していました。
帰国してからもインドにまた行きたいと現地で買ったチャイを飲みながら話しているほど、家族全員インドにハマりました

■齊藤
バラナシで死生観が変わるとよく言われますが、子どもたちはそこまでは理解ができていないようでした。というより、まだ基になる死生観や価値観が形成中だと思うので、インドで感じたこともベースになっていくのかもしれません。

牛、犬、猿、ヤギなど色々な動物が道を歩いているのを見たり、オートリキシャやガンジス川の船などに乗ったり、迷路のような道の連続で父親が道に迷ったりしているのを楽しんでいた様子でした。
あとは、他の社員やその子どもたちといっぱいお話しできたのが、楽しかったみたいですね。

インド人のオートリキシャドライバーとの料金交渉なども目の当たりにしていた影響なのか、日本に帰ってきてから餃子の王将でご飯を食べた後に「値切ろう」と言ってきたのには笑いました。

contact

シンクロの各事業に関するお問合せ、
取材・講演のご依頼等はこちらから

山と海が見える世界の景色