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代理店とスタートアップを経験し、20代最後の年にシンクロへ入社を決めた理由

はじめまして。2023年7月からシンクロに入社した國延です。

1社目は新卒でインターネット広告の会社に入社して広告代理事業で5年いて、2社目で食品系のスタートアップに転職、2年半経験を積んだのち、シンクロに転職しました。

現在29歳で20代ラストイヤー!
代理店→スタートアップと経験した中で感じたことや、なぜシンクロに入社を決意したのかを書きたいと思います。

着実な成長を感じていた代理店時代

入社時に働いていたオフィス。今も前を通ると徹夜してたあの頃を思い出す...

1社目ではGoogle, Yahoo, Facebookなど幅広く色々な広告媒体を運用するチームで、広告運用コンサルの仕事をしていました。
新卒で入社した当時はとにかく成長することに飢えていて、がむしゃらに頑張っていると、設立間もない関西の子会社でのチャンスをもらえることに。

子会社では裁量をもらった分、自分次第で会社の運命が大きく変わることに責任感とやりがいを強く感じ、経営の本を片手に、KPIマネジメントを集中して実行できる仕組み・組織・文化を作っていきました。

実際に事業も組織も2倍、3倍と伸びて行き、会社の雰囲気も良くみんな楽しそうで、社会人3-4年目の子会社で過ごした時期は特に毎日が充実していたように思います。

また当時、キュレーションメディアの急成長と相反する品質の問題が世間で話題になっていた事から、信頼できる口コミだけを集めたメディアを作ってみたいと思い、インスタで旅行系のリポストメディアを立ち上げ、0から24万フォロワーまで伸ばし、当時の国内旅行系インスタメディアではベスト5以内に入る規模感まで成長しました。
(※現在、運営は別の人へ引き継いでいます)

この頃から、自分の関わる会社やサービスが大きく成長するプロセスに、強いやりがいと刺激を感じるようになりました

コロナとともにやってきた急な挫折と次の挑戦

関西時代によく朝まで飲んでた思い出の地

しかしコロナが始まり、広告業界の市況感にも変化があったりと複合的な影響があり子会社を急遽撤退する事に。
急な決定に驚き、悲しむメンバーの姿を見て、とても悔しい気持ちとともに自分の力不足を感じ、もっと力をつけなきゃと一層強い気持ちになりました。
そんな一心で1年後に転職し、スタートアップに飛び込む決断をします。

広告やメディアの経験だけでなく、事業主としてプロダクトの成長に直接関わる経験がしてみたいと思いました。プロダクトの成長にコミットするならやはりスタートアップだろうと迷うことなく思い、toC向けの食品D2C事業を運営するスタートアップに、3人目の社員としてシード期から入らせてもらいました。

未知な領域でも飛び込んで物にするスタートアップ精神

ライフスタイルや好みに合わせてシェフ監修の料理を冷凍で届けるという食品D2Cで、自分が入社した時点では会員数が100人にも満たないシード期でした。

入社したは良いものの、1つのプロダクトをシード期から伸ばすためには、広告だけの経験では当然どうにもならない事が多く、未知なことが8割以上を占めていました。
しかし経験の有無を気にしている暇はなく、そういった挑戦をみんながやっていく、後押しするカルチャーだったため、プロダクトを伸ばすために必要な業務をすべてやる精神で、マーケティング・プロダクトマネジメント・CS・採用など何でも屋的に兼務することになります。

マーケとしての顧客戦略立て・リサーチ、集客ポートフォリオ作成・実行、CRM設計から、PdMとしてLPO・EFOの企画・分析はもちろん、食品の商品開発や物流など様々な領域のプロであるメンバーみんなと議論しプロダクトの主要な要件を定義したり、スクラムイベントをリードしリリース前は夜遅くまでQAしたりと、みんなで1つのプロダクトに向き合っていました。

大きなリリースが出せて、数値が上向いたりユーザーから反響があったときは特に嬉しかった思い出があります。

商品の撮影のためよく通ったキッチン。シェフの料理が美味しすぎて既に恋しい

入社した頃と比べるとユーザーは何十倍も増え、プロダクト・商品ともに明らかに良くなっていき、代理店時代と比べた自分の経験幅も当時よりは広くなったと感じました。
しかし市況感がさらに厳しくなり資金調達の難易度も上がる中で目指すべき目標はもっと高く、度重なる試練の連続にここでも自分の力不足を痛感。

toCの事業を伸ばす上では当然マーケティングは要であり、もっと自分が成長しないと状況を大きく変えられないと焦っていました。スタートアップでは常にトライアンドエラーな実践の連続であり、現状の延長線上で続けていく事が自分のスキル・経験だけを考えた際にベストなのか悩み始めていました。

シンクロとの出会い

入社直後の小豆島合宿にて。連日深夜までの議論・飲みを経ても尚皆んなのこの笑顔。ペースにまだ慣れず上手く笑えていない自分(前列・右)

前職の先輩だった齊藤(ひでさん)に悩みを打ち明けると、「シンクロが合うと思う」という展開に。
代表の西井とも話す機会をもらい、そこで自分の悩みや今後経験したいことを発散させるかのように話したときに、すごく共感してもらったのを覚えています。そして、出会ったその日に「うち来たら?」と誘ってもらいました。

シンクロは自社事業とマーケティング支援の事業があり、またそれだけでなくNGOや地域活性、挑戦する個人や企業への支援も行っていると聞き、色んな産業・業種・地域のクライアント・パートナーがいることで、高い再現性が必要となるマーケティングの挑戦ができそうだと感じました。マーケのプロ集団の中で揉まれ、どんなプロダクトでも成長させられるマーケターになりたいと思い入社を決意しました。

これからやっていきたい事と、シンクロでの挑戦

入社2日後に鯛を釣り上げた幸先が良すぎる画。この瞬間釣りにハマる

これまでの経験から、

  • toCのプロダクト・サービスの成長に関わり続けたい
  • そのために必要なマーケティングの専門性を磨き続けたい
  • 顧客視点に立ちながら、事業のあらゆる領域で貢献できるようになりたい

といった3点を大事にし続けたいと思うようになりました。

新卒の頃は自分が何をしたいか明確ではなく、とにかく成長したいモチベーションだけが強かった頃から、こうした仕事に対してのWill(意志)が強くなったのが29歳になった今で、それらを思い切って挑戦できる場所としてシンクロを選んだ気がします。

合宿の翌週にすぐ甲府へ。古民家宿「るうふ蔦之家」でのワーケーション最高でした!

これまでtoCのプロダクトに触れる機会が多かったこともあり、不確実性が高い分やりがいと刺激が大きいtoC系の事業で大きな成果を出せるようになりたいと思いました。
そのためには要であるマーケティングの専門性を磨き続ける必要があるので、これからの挑戦でより力をつけたいと思います。

また自分はプロダクトを顧客視点でより良くしていく仕事にやりがい・楽しさを常に感じていました。旅行のインスタではオフ会を開いてフォロワーとの会話をもとに次の企画を考えたり、スタートアップではN1インタビューを通して顧客理解を深めながら、クエリを叩いてログから全体傾向と課題仮説を立ててロードマップ・要件を練ったりとプロセス自体に学びが大きく、シンクロでも大事にしていきたいと思います。

まだ入社して1ヶ月ですが、今はPR/SNSを活用し広告に依存せずサービスを伸ばしていく仕組みづくりを色んなサービスを対象に考えたり、自分の好きな地方・旅行・観光業界のマーケティングに取り組んでいます。深く入らせてもらい、自分が関わらせてもらった観光・宿泊施設や地域がグローバルから見ても魅力的に思ってもらえるよう、頑張っていきたいと思います!

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