暮らすように旅をして、旅するように暮らしたい

社員コラム | 2019-06-28

(社員コラム:kumi)
私はどちらかというと保守的な性格で、ブランド志向もあり、学生時代の就職活動では大手有名企業を狙ったりしていた。
結局リクルート系の会社に入り、30歳くらいまではサラリーマンとして働いていたが、その後フリーランスになり、世界一周の旅に出て、さらにフィリピン移住と、気づけば保守路線からずいぶんと外れている。

世界一周の旅のついでに英語も勉強しようと立ち寄ったフィリピン。人の陽気さに惹かれ、国が発展していく勢いのある環境に身を置いてみたくなり、旅を終えたあとフィリピンに住むことにした。

もう少し補足すると、フィリピンでは英語が公用語として使われていること、日本からフライトで4時間弱と近いので何かあっても帰りやすいこと、また日本の食べ物なども手に入りやすいことから生活のイメージが沸き、移住しようと思えた。日系企業も多く進出しており、就職もすぐに決まった。

日系企業で働いていたときの同僚たちと

日系企業のフィリピン支店に数年勤めたのち、シンクロに入った。

代表の西井とは、南米のパタゴニア地方にある日本人宿で出会ったが、そのときはまさか数年後に一緒に仕事をするとは思っていなかったから、旅の出会いというのはおもしろい。

氷河のロス・グラシアレス。西井と会ったエル・カラファテという町から近い。
パタゴニアでのトレッキング

フィリピン・マニラでの生活も5年目に入った。

海外に住んでいると、日本ではなかなか出会えない人に会える機会が多いと感じる。

あるとき、日本食レストランで食事をしていたら、カウンター席の並びにフィリピン長者番付トップ10に入る財閥トップがいて、気軽にあいさつしてくれた上、お酒をふるまってもらったことがあった(フィリピン人は基本的にフレンドリー)。

また、先日シンガポールに住む知人が経営者仲間たちとマニラに視察旅行に来たので、一行にメトロマニラを案内しながら、アセアンでのビジネス展開の話を聞いた。

海外で挑戦している人、おもしろい仕事をしている人に出会える機会が多いのは、海外に住んでいるからこそかもしれない。

メトロマニラ屈指のビジネス街。「ここがフィリピン!?」と驚く人も多い。

ここ最近は、近隣の海外(香港、台湾、シンガポール、タイなど)や、フィリピン国内のリゾートによく出かけている。

日中はシンクロのチームメンバーとビデオチャットで打合せをしたりといつも通り仕事をして、夜は現地に住む友達に会ったり、おいしいものを食べたり。

ふらっと出かけて、いつもと違う環境を楽しみ、数日でまた住み慣れたマニラに帰る。そんな、旅行でも出張でもない、日常の延長にある旅が今は気に入っている。

こんな景色を見ながらビール、、、じゃなくてコーヒー片手に仕事をしたら、はかどります。

私の好きな言葉に、「暮らすように旅をして、旅するように暮らしたい」というのがある。

住む場所にしても仕事にしても、「自分にはここしかない!」と決めつけたくないと思っている。

人生には数年ごとに変化の波があると思うので、その波が来たときに、現状に固執せずに、自然と波に乗って変化を楽しみたい

保守的だと思っていた私だが、「人と違うことがしたい」という気持ちもあり、そこに「旅」の経験と人との出会いが加わって、フィリピンに行き着き、今の生活に落ち着いた。

年中誰かが旅してるようなシンクロの仲間たちと仕事をし、自分もフィリピンを拠点にふらっと出かけやすい今は、まさに「暮らすように旅をして、旅するように暮らしたい」状態で、理想に近いと思っている。

 

・・・と言いながら、最近は服や物が増えてしまったし、ネコまで飼っていて、あまり身軽とは言えないのだけど。

問題の猫。

それでも、数年後に来るかもしれない新しい波に備えて、気持ちは常に身軽にしておきたいと思っている。

(植嶋久美)

       

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