禅・瞑想アプリ「InTrip」が初のオンラインイベント
「経営者と僧侶が実践するセルフマネジメント&禅体験」を開催

レポート | 2020-11-13

弊社の松谷がCMOを務める禅・瞑想アプリの「InTrip」主催、【心をととのえ、脳を鍛える】スタートアップ経営者と僧侶が実践するセルフマネジメント対談&禅体験のイベントが11月5日に開催されました。

オンライン形式で行われたイベントには50人以上が参加。開催中、参加者から多くの質問が寄せられ、「禅」や「瞑想」への関心度の高さがうかがえました。
イベント当日の様子をレポートします。

InTripイベント

イベント概要

【心を整え脳を鍛える】スタートアップ経営者と僧侶が実践するセルフマネジメント

■日時
11月5日(木)19時30分~

■出演
塩田 元規 氏(株式会社アカツキ 共同創業者 非常勤取締役)
伊藤 東凌 氏(建仁寺両足院 副住職、株式会社InTrip 代表取締役僧侶)
モデレーター:成瀬 勇輝 氏(株式会社 InTrip 代表取締役社長)

■プログラム
第1部:対談「スタートアップ経営者と僧侶が実践するセルフマネジメント」
第2部:東凌和尚による「禅のはじめ方レクチャー」

対談 スタートアップ経営者と僧侶が実践するセルフマネジメント

モデレーターの成瀬氏から、塩田氏・東凌氏の紹介があったあと、両氏へ「心のととのえ方」「経営に必要な力」などの質問が投げかけられました。
実はプライベートでも仲が良く、つい先日も一緒に旅行に行っていたという3人。呼吸のあった会話で、禅の初心者でも分かりやすい話が展開されました。

2人が実践している、心のととのえ方とは?

塩田さんは、いらいらしてるときは、本人はそれに気付いていないことがあるといいます。
何かいやなことが起きたり、怒りを感じたときには、「自分がどういう気持ちなのか?」を自分と対話するそうです。

紙に“小さい自分”を書いて、「これはむかついたよね」「~~が嫌だったんだよね」など感じたことを言葉にしてみると、自分の感情から少し離れて見られるようになるそうです。

また、自分をととのえるための「余白の時間」を作ることも大切だと言います。
忙しいときは、5分・10分でも時間を無駄にしたくないと思いがちですが、そのような余白の時間を作ることが、結果的にその後の効率を上げることになるそうです。

東凌さんも、感情の流れは川の流れのようなもので、「どんなに濁流でも堰き止めなければ、時間とともに清らかになっていく」と話しました。

心が荒れてしまったときは、すぐに解決できるものではありません。
感情を無理に止めようとすると、そこに留まったままになってしまうので、きちんと出した方がいいそうです。

InTripイベント

一方で、”心”にフォーカスしすぎると苦しくなるため、「心を6分の1くらいにしておく」といいと話しました。
6の意味は、五感に心を足したもの。

現代人は受ける情報量が多く、「目」と「心」に重きを置き、さらに心(考え)が最も重要と考えがちですが、心も嗅覚・聴覚など他の感覚の1つと同じと考えれば、少し楽になると言います。

2人が実践している、アイデア、思考の鍛え方とは?

塩田さんは、「緊張と緩和の、緩和のときにアイデアが生まれやすい」と話しました。
実際にアイデアが出るのは、思考を手放したときが多いそうです。

1つのことを頭を使ってしばらく考えたあと(Think)、散歩をしたりシャワーを浴びる(Feel)のときにアイデアが出やすいそうです。

東凌さんは、アイデア出しをするときの場所・環境を大切にしていると話しました。
自分のお気に入りの場所や、自然の中であれば川の音、鳥の声など周りの力を借りることで、アイデアが出やすくなるそうです。

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経営や起業に必要な力とは?どういう思想で経営と向き合うか?

「経営」とはもともと仏教の言葉だそうです。

東凌さんは、「お寺の経営は、明日のことと100年後のことを同じくらい考える必要がある」と話します。
明日のお客さんも100年後のお客さんも、美しいと思うお寺の景色を作っていかなければなりません。

それを運営しているスタッフの成長を考える上でも、経営に必要な力は、「共感力」と「設問力」と話しました。
周りの人がどう思っているか共感し、思いやることがまず必要です。

続いて、設問力の重要性について。以前、お寺を美しく保つために「1人1人の“アート”を表現してみよう」とスタッフのみなさんに言ったところ、あまりうまく伝わらなかったそうです。

そこで、「あなたにとって美しいお寺とは何ですか?」「来た人にとって美しいお寺とはどんなものですか?」と問いを立てることにしました。

すると、ある人は訪問者に丁寧に接する、ある人は野菜を植える、ある人は本棚や書類をきっちり整頓するなど、問いを立てたことで、それぞれの思う美しいお寺を実現すべく行動が変わったそうです。

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成瀬さんから、「言葉を大切にしている」と評された塩田さん。

塩田さんは、リンクアンドモチベーションの小笹会長から、「経営者の仕事は半分以上は言葉づくりだ」とアドバイスされたことがあり、より言葉を大切にしていると言います。

言葉は、どこに光をあてるかスポットライトのようなもので、言語化することで、見えてなかったものが見えるようになります。

塩田さんは経営思想として「固定化させないこと」を挙げました。
思想は常にダイナミックで動的なものなので、FIxさせずに、内的成長とともに変わっていくものととらえているそうです。

東凌さんも、塩田さんの「ダイナミック」という言葉にとても納得されていました。

このあと、視聴者からの質問にいくつか答えたのち、第2部へと進みました。

InTripイベント

坐禅体験 東凌和尚による実践プログラム

第2部では、東凌さんによる禅の考え方や作法など、これから坐禅・瞑想はじめる方へのレクチャーが行われました。
本来なら、坐禅は畳の上で背筋をしっかり伸ばして行われますが、床に座るのが痛ければクッションなどを用意したり、また椅子やソファに座ったりしてもいいそうです。
背中が丸まったり、頭が前に落ちたりせずに、天と地に繋がっているイメージを持つとよいそうです。
目をつむるか、薄く開けてぼんやりと景色を見ていてもよく、自分のやりやすい体勢で始めます。

東凌さんがいくつか質問を投げかけるので、それについて考えてみます。
中にはすぐに答えが出ないものや、考えにくいものもあるかもしれません。
そのときは、真剣になりすぎずに、川に落ち葉が流れていくように、そっと流してもいいそうです。

東凌さんの合図で、瞑想がスタートしました。
自分の取りやすい体勢になり、心を落ち着かせます。

「最近でダイナミックさを自分に対して感じたときは、いつでしたか?」

「あなた自身がダイナミックであるために、どんな条件や環境が必要ですか?」

「ダイナミックさに必要な3つのキーワードを挙げてみてください」

など・・・

先ほど話にあがった「ダイナミックさについて」が瞑想のテーマとなりました。

約10分間、東凌さんから視聴者のみなさんへ、静かに問いが投げかけられます。
参加者それぞれが問いに対してゆっくり考える静かな時間が流れました。

 

終わると、東凌さんは「思考がよく動く問いもあれば、よくわからない問いもあったと思います。問いはあとから効いてきて、数日後に思考が深まることがあります」とお話しされました。

その後、塩田氏・成瀬氏も再び登場し、視聴者からの質問に回答しました。

Q&Aコーナー

Q.坐禅をしてみて、5分くらいで背中や脚が少し痛くて気になってしまい、あまり集中できませんでした。そのうち慣れるものなのでしょうか?

(東凌さん)
体が慣れるのには時間がかかります。
痛みをどこに・どう感じるかを意識してみてください。ただ「体が痛い」のではなく、足のどの部分がどのように痛いのかを意識すると、自分と切り離した“対象物”と捉えられるようになります。
「足がしびれるのはラッキー」と考えられます。
自分と周囲の物が、最初はパキッと分かれていますが、足がしびれることで、体が周りの物に溶け込んでいくイメージを持ちやすくなります。

一方で、くじけてしまわないよう、体が痛くならないような環境を作って、少しずつ慣れていくことも大切です。

 

Q.20代前半で大切なこと、すべきことは何ですか?

(塩田さん)
型を決めないこと、だと思います。
今は、道や情報がたくさんあって、選ぶのが難しいと思います。
3時間考えて分からないことは、たぶん100時間考えても分からないので、考え過ぎずに行動すること。
可能性は無限大なので、枠を外してみてください。

(東凌さん)
旅をしましょう。
いろんな視点、いろんな暮らしのスタイルをできるだけ吸収して、自分と違う文化を持つ人と会う機会をぜひもってください。

禅を気軽に続ける方法とは

最後に、今後も禅や瞑想を継続するための方法として、InTripのアプリが紹介されました。

最近リリースされた「一日一禅」では、毎日新しいテーマが出され、今回の瞑想体験と同じように、東凌さんから質問が投げかけられます。
1日10分、自分の内面と向き合い、思考を深めるきっかけになりますので、ぜひご体験ください。

InTrip(禅・瞑想音楽アプリ) iOSダウンロード

禅・瞑想アプリ「InTrip」

当初の終了予定時間を超えてしまいましたが、最後まで多くの方にご視聴いただき、無事にイベントは終了しました。

 

終了後のアンケートでは、
「新しい気づきが多かった。今まで参加したイベントで間違いなく、一番濃かった」
「いつになくリラックス出来ていて、気持ちが軽くなった感じ」
「瞑想体験(ダイナミックについて考える)がとても良い体験だった」

といった声をいただきました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

今後のイベント開催に関して

InTripでは今後も、【心をととのえ、脳を鍛える】シリーズとして、さまざまなゲストを招いてイベントを開催する予定です。
興味のある方は、InTripのFacebookページでお知らせしますので、チェックしてください。

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